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確定拠出年金(401K)の特徴

確定拠出年金は正しい理解をすれば、活用価値のある制度です。

まず節税面でのメリットが大きく、掛け金の全額が所得税、住民税から控除されます。例えば年収600万円の人が月2万円ずつ自己資金を拠出したとすると、年間掛け金24万円の20%(所得税10%,住民税10%)である4万8千円が還付となります。

還付金を投資に対する利益と考えると、上記の例では年間20%の運用益があったといえます。これは通常の投資商品ではなかなか達成できない水準のパフォーマンスになります。

一方でデメリットもあります。大きく言えば60歳まで引き出しができないということです。つまり老後まで絶対に使わない予定の資金を捻出する必要があります。病気になることやお金が必要な事情があっても引き出すことはできません。月々1.5万円ほどの貯蓄であれば民間の生命保険に加入した場合の生命保険料、個人年金控除の適用でも控除金額は変わりませんので、途中で解約金を受け取ることもできる生命保険での貯蓄とセットで考えることも必要です。

確定拠出年金は大別すれば投資信託の1種と言えるので、投資についての正しい知識を身につけることが必要です。下手をすると、年金受給時には運用結果によっては大きく元本割れしてしまうことも考えられます。そういった事態を避けるためにも、特にドルコスト平均法の理論については抑えておくべきです。投資をしたくないけど確定拠出年金は活用したいという方は、確定拠出年金のうち定期預金型、債券型など価額変動のほとんどない商品を選ぶことも可能です。

正しく理解をすれば、確定拠出年金は節税のメリットを享受しながら老後の資産を守り増やしていく有力な手段となるはずです。